2018年6月12日火曜日

Vol.0083 アルケッチャーノ(鶴岡市)

尊敬する高校の先輩で、
酒田市にある某会社の社長さんと
SNSでのやりとりをしていました。

私が酒田に単身赴任できてから
4年にもなるのに

お隣の鶴岡市にある有名な
アルケッチャーノという
お店に行ったことがないと
私が先輩に伝えると

私のことを気遣ってくださり
6月〇〇日にもう予約したからよろしく!
と、返信が返ってきました。

なんと行動力の早い方なのだろう!

先輩の粋なはからいのおかげで
私は先日アルケッチャーノに
行くことができました。

その時のメニューと、
食べたときの感想を少しまとめてみました。



11時に入店して、
全部食べ終わるまで2時間!

それはメニューが特に多いと
言うわけでは無いのですが、

一つ一つの料理にこだわりがあり

お店の方々が心を尽くして
作ってくださったお料理が
順番に出てくるため、
時間を要するのです。

有名な奥田シェフが考えたメニューだけあって
最初から出てくる料理は
特別なものばかりでした。


まずはヒラメのカルパッチョ!



こんな高級でおいしいなものは、
今まで食べたことがないです。

出だしからこんなに美味しくて
良いのでしょうか?

ヒラメ自体がプリプリしていておいしかったです。
しかもプリプリ感は私の人生でMaxでした!

今まで刺身でヒラメを食べたことがありますが、
こちらのお店のさばき方は、
上手にプリプリ感を保つさばき方だと感じました。

手の込んだ料理だということが
よく伝わってきました。

写真を見ればおわかりだと思いますが、
量的にはお腹を満たすものではありません。

でも、きっと私は
このヒラメのカルパッチョがあれば
後は白いご飯のみで済まされるくらい、
とても満足のできるカルパッチョでした。




つぎは、庄内野菜のミネストローネです。



これも絶品ですが、
料理に対してだんだん緊張感が
増してきたのでした。

私の身分ではもったいないという緊張感です。


そして、罪悪感も...

私ばかり高級な料理を食べて
家族に申し訳ないという思いでした。



このミネストローネは
野菜をある程度固い状態に保って
つくられていた気がします。

スープでありながら意図的に噛む要素を加え、

野菜の甘みがにじみ出るように
していたのかもしれません。

ん〜、普段ガツガツ食べる私には
上品に食べる術がなくて、
さらに緊張感アップでした。




そして、エビのリゾットが登場します。



しかも、ガサエビです!
酒田に来てから、私がこよなく愛するガサエビ!

美味しいエビなんです!
(^○^)


エビに意図的に焦げ目をつけて、
ライスの甘みが引き立つように調理したそうです。


エビは口の中でとろけて、
ライスはウェイターさんの説明のとおり、
エビの焦げ目のおかげで

甘さが引きたっていました。

今までで、1番美味しいリゾットでした。



熟成牛のタリアータと
クレソンのサラダが次のメニューでした。



ここで、ちょっとタイムです!


そろそろ、イタリア語のカタカナに
混乱してきました。

せっかくですから、
ここまで登場したカタカナの意味を
私自身の勉強のために、メモを残します。

①カルパッチョ→生の牛ヒレ肉または
生の魚を薄切りに、
チーズもしくはソースなどの
調味料をかけた料理の総称。

②ミネストローネ→主にトマトを使った
イタリアの野菜スープ

③リゾット→米(リーゾ)をバターで炒(いた)め、
ブイヨンを加えて雑炊風に炊いたもの。
きのこ・肉・魚・貝などを入れる。

④タリアータ→薄く切った牛肉の料理

⑤クレソン→オランダ辛子のこと。
アブラナ科の多年草。ちなみにフランス語


ハハハ、お恥ずかしながら、
意味は全部今回初めて知りました(笑)
( ̄∇ ̄)



熟成牛のタリアータに話を戻します。

私の勝手な所感ですが、

この肉は上品な方々が
食べる肉かな〜と思いました。

熟成しているだけあって、
格別な味わいですが、

なんかこのメニューも
私にはもったいないな〜って感じです。


よく味を確かめながら食べる方に
オススメです。


噛みごたえもなかなかで、

長く噛むほど肉汁の旨味が出てきて
美味しさが増す感じがしました。



次に、庄内浜の魚と春キャベツの
ペペロンチーノです。


ペペロンチーノとは
ニンニクと唐辛子を炒めて香りをだした
オリーブオイルに、
ロングパスタをからめた料理だそうです。


今回はこれに
キャベツとフグが添えられていました。

ちょっと庶民に近い一品に
なぜか安堵感(笑)

もちろん、美味しさもピカイチでした。




ドルチェが次にでてきましたが、



その意味はイタリア語で「甘い」
という意味だそうです。

デザートとは意味が違うようですが、
食後にでてくる点では同じだと思います。

この写真に写っているものですが、
ドルチェの中身は
何であったかすでに忘れました。
( ̄∇ ̄)

満足していたことは確かです(笑)




最後は好みの量の蜂蜜を溶かす
ハーブティーでした。



私は全量蜂蜜を使いきりましたが、
ハーブティーに蜂蜜が
こんなに合うとは知りませんでした。

ロシアでは紅茶に
イチゴジャムを溶かしますが、
やり方が少し似ているな〜と思いました。

お口直しにはちょうど良い、
控えめな甘さとハーブの香りが、
コースを締めくくるのに
ふさわしい感じがしました。


コースは以上ですが、
それなりに高価なランチで、
これにドリンクも含めて
6000円ちょっと費やしました。

店内はオシャレで、
料理を美味しく食べるのに
とても感じのよい作りでした。



一生に一度の贅沢だったかもしれませんが、
有名な奥田シェフの料理は、



一品一品が地元の食材を生かした
素晴らしいものでした。


そして、温かみを食感として残す
不思議なマジックを感じるものでした。


奮発して
アルケッチャーノに来るのもいいですが、



計画的に少しずつアルケッチャーノ用に
貯金して食べに来るのもいいかもしれません。


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全然関係ありませんが...

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